フライトは、予約の時点で決まってしまうことが多いところです。「予約」「機内」「着いてから」の順に、子連れに効く部分だけをまとめました。
予約のときに決まることは?
座席まわりです。しかも基準になるのは、行きの日ではなく帰りの日です。
- 2歳未満は座席を取らず膝の上なら、国際線で大人運賃の約10%。ただし航空会社が見るのは復路の日の年齢なので、旅行中に2歳になる子は帰りの便で座席が必要になります。
- 歩き回る月齢(目安1歳半〜)なら、座席を買うのも検討の価値があります。 10時間のフライトで膝の上の幼児をあやし続けるのが、旅行全体でいちばん体力を使う時間になりがちです。
- バシネット(壁ぎわの赤ちゃんベッド)は追加料金なし、ただし申込が必要です。 予約後に航空会社へ電話します。対応体重は会社により約10〜14kgまで。
- 座席は、寝る子なら窓側、歩きたい子なら通路側。日本行きは埋まりやすいので、並び席は早めに押さえておくと確実です。
機内でできることは?
離着陸のタイミングで飲ませること。あとは、ベルトを締めている時間をどれだけ短くできるかです。
- 離着陸で飲ませます(ミルク・授乳・おやつ)。飲み込む動作が耳抜きになります。
- 大人が2人なら搭乗を分担します。1人が先に荷物を持って乗って席を作り、もう1人は最終案内までゲートで子どもを遊ばせておく。ベルト着用の時間が10分短くなります。
- タブレットの中身は家で入れておきます。まだ見せていない小さいおもちゃを1人1つ、荷物に入れておくと使えます。
- 着いてからの最初の2日は、午前に外・午後は軽めに。体内時計を戻すのは、スケジュールより日光です。
着いてからは、どの順で動く?
5ステップです。到着日の予定は、ホテルに着くところまでにしておいてください。
- 入国審査——Visit Japan WebのQRコードを家族分用意します(1登録でまとめられます)。小さな子ども連れは基本的に一緒に並べます。混み具合は時期と時間帯でかなり変わります。
- ベビーカー——搭乗口で預けた場合も、返却は搭乗口ではなく手荷物受取所になることが多く、ここで抱っこひもが効きます。下の6空港はどこも無料貸出がありますが、貸出場所が空港ごとに違います(インフォメーション、航空会社カウンターなど)。借りるときに「保安検査を通れますか」も聞いておくと確実です(新千歳は通れません)。
- 税関——もう一度QRコード。申告は家族で1枚です。
- お金とSIM——各ターミナルのセブンイレブンATMは海外カードに対応しています。eSIMは着陸時には使えているはずです。
- 荷物——大きなスーツケースは空港の宅急便カウンターからホテルへ(翌日着・1個約2,000〜3,000円)。電車には身軽で乗れます。
市内へはどう移動する?
子どもが起きているか寝ているかで変わります。起きているなら電車、寝ているならバス(乗り換えなし・座れる)が基本です。空港タクシーは楽ですが、長距離は高くつきます。詳しくは各空港のページへ。
どの空港に着きますか?
FAQ
ベビーフードやミルクは保安検査を通せる?
通せます。子ども同伴なら、赤ちゃん用の食品・ミルク・水は液体制限の対象外です。カバンから出して見せるだけで済みます。
深夜に着く便はどうする?
羽田・成田・関西・新千歳には、ターミナル内または直結のホテルがあります。初日はそこで寝て、翌朝から動き出すという選び方ができます。福岡・那覇は直結ホテルこそありませんが、市内がすぐそこです(福岡は地下鉄、那覇はモノレール)。